先日、とあるマンション天井の雨漏り原因調査へ行ってきました。
天井から雨が滴り落ちることは無いが湿ってるような感じとのことでした。
雨漏りの影響で天井にカビが発生し壁紙が剥がれてます。
コンクリートの天井です。
この漏水部にセンサーを設置。
さあ！電気抵抗試験で原因調査開始です！！
いったいどこが雨漏りの原因なのでしょうか？
真上は上階の玄関前でした。
床面が広く障害物が無い場合は、幅広のセンサーで一気に電気抵抗試験で計測していきます。
接触面積が広いのでとてもスピーディーです。
玄関前の床はだいぶ防水層が劣化してましたが電気抵抗試験の針は動かず通電無し。
目では劣化して怪しいと思ったが電気抵抗試験で防水は切れてないことが判りました。
漏水の「水みち」が作る回路が無いということです。
次は玄関ドアの立ち上がりを調査。
ドア下の立ち上がりが低いです。
そして写真には写ってませんが雨除けの庇がほとんど無いのです。
ドア下に溜まったりする雨が、ドア下周りの金属を早期に腐食させてしまいます。
ドア下の靴ずりはステンレスで大丈夫だが、左右のドア枠は鉄なので直ぐ錆びてしまいますよ！
写真を見て下さい。
こんな風にドア枠に腐食穴が発生しシールも切れてしまってます。
この付近を電気抵抗試験で計測すると高水準の通電を確認！
漏水原因発見です。
他にも原因が無いか調査しました。
外壁、斜め柱、斜壁、屋上、打ち継ぎ
などなど
電気抵抗試験はサーっと触っていくだけなので、作業がとてもスピーディーな上、正確なんです。
短時間で色々な怪しい場所を調べることが出来ます。
目視だと外壁に一定の劣化があって怪しいと思いがちですが大丈夫でした。
電気抵抗試験は漏水の原因になってないか、大丈夫なのかの確認もできます。
雨漏り・漏水でお困りならぜひビルスコープにご相談下さい。
電話 049-293-4900