よくある質問

よくある質問

電気抵抗試験による漏水調査の基本的なことから技術的なことまで、現場でよく聞かれる疑問にお答えします。

Q1

「電気抵抗試験の漏水調査」とは

「特許開平5-296870」をさらに進化させた調査法です。漏水するまで、水は構造物内部を流れてきた「水みち」を通ってきます。
漏水の出口に電気センサーを固定し、入り口にもう片方のセンサーを当てれば、水は電気を通すのでセンサーのメーターが動きます。このようにして、漏水の原因箇所を探す方法です。​​

Q2

過去に漏水したが、既に水が乾いてしまったら電気が流れず調査できないのでは?

調査可能です。むしろ電気抵抗試験では乾燥してた方が正確に調査を行えます。
理由は、コンクリートのひび割れ等の中を一度でも水が流れるとコンクリート中のアルカリ成分が溶けてひび割れに沿ってエフロレッセンス等の汚れが付着します。これらの乾燥した(乾燥状態に近い)汚れの成分が電気を通すのです。これらの汚れ成分は構造物の中で各部分ごとに電気抵抗値を持つので距離によって電気抵抗値に差が出ます。

Q3

電気抵抗を計測する際、流す電気は大丈夫なの?

安全です。
電気を発する電気抵抗計のバッテリーは市販の乾電池です。万が一センサーを素手で同時に触っても、静電気のように何となくピリッとくる程度です。また、スタッフは構造物と導体の関係を十分理解しており、万が一の「ピリッ」もこないように十分な安全確認をしています。

Q4

マンションの二重天井から漏水しています。調査できますか?

調査可能です。ただし、二重天井へ前もって点検口を設置する必要があるかもしれません。
二重天井の上のコンクリート天井のひび割れ等から空間を垂れて天井ボードから漏水している場合、天井ボードへセンサーを設置しても水が滴下している天井裏の空間は電気が通らないのでコンクリートの天井へセンサーを設置したく、点検口が必要になるかもしれません。
漏水した天井の周りの状況により点検口を必要としない場合もありますので一度お問い合わせ下さい。

Q5

原因は上階の外壁に見えるひび割れだと思うが、上階の店舗使用者と日時が合わず上階へ入れません。調査できますか?

調査可能です。私たちはこれまで様々な困難な現場で調査をしており、その経験と独自の知恵があります。
この場合、下から最長5m40cmまで伸びる特殊な長柄のセンサーを伸ばしたり、4mまで伸びる点検用の鏡を上階まで伸ばして調査します。反対に更に上の階から下へ伸ばしても調査可能です。作業員の身長と長柄を合わせると7m以上先までセンサーが届きます。
作業員は高所作業車とゴンドラ資格は保有してるので仮設足場を使用することもありますが、長柄センサーがあるのでこれらは、あまり必要としません。

Q6

ITルームで漏水してます。ホコリが入らないようにITルームには窓など外部への開口部がありません。調査できますか?

調査可能です。電気抵抗試験では漏水部と上階等の怪しい箇所へ電気配線をつなぐ必要が有り、配線を繋げられないと調査ができません。しかし、窓などの開口部が無いかもしれませんが、人が出入りする密閉型のドアはあるはずです。密閉型のドアでもドアの僅かな隙間(密閉するためのパッキン)に挟んでも大丈夫な特殊な極細電気配線を使用することで配線の問題は解決し調査をすることができます。

実績としてはクラウドサービスのためのサーバー用大型ビルのサーバー室や、国立大学の最先端研究施設での漏水調査を完遂しました。

Q7

コンクリートの鉄筋爆裂部から漏水しています。雨水が鉄筋を通って漏水したと思いますが調査できますか?

問題なく調査できます。その建物の納まりを見て、メーターの動き方をよく見れば金属で通電してるか、途中で防水材等を介した金属から通電しているのかなど電気抵抗試験を専門でやってきている熟練の作業員(もはや職人!)が判断できます。


コンクリート構造物内には鉄筋が張り巡らされており鉄筋に電気が通れば、全く違った場所でも通電すると考えるのが一般的な考えでしょう。

それは鉄筋の両端に端子をつけて電気が通るか通らないかだけの考えのようで、途中にある様々な建築部材の電気抵抗値は除外されてしまっています。
 

実際の漏水現場での電気抵抗試験は「鉄は電気を通す」という簡単な考えだけでは説明できない目盛りの動きをします。

例えば、建築・土木用に加工された鉄筋は只の鉄ではなく工場出荷の段階で鉄筋周りに被覆材が施されており、この被覆材は電気を通さず、鉄筋はどこからでも電気を通すわけではありません。

 

漏水の被害にあった鉄筋は多少なりとも錆びが発生しています。金属は酸素分子と結合する(錆びる)と自由電子が動かなくなります。つまり金属は完全に錆びると電気が通りません(自由電子が動かない)。多少の錆びなら電気抵抗値が増すことが考えられます。

電気抵抗試験の漏水調査に於いて電気が鉄筋に到達する前に様々な防水材やコンクリートひび割れ内などを通ることでしょう。それらを通る時に電気抵抗値が増し、その目盛りの動き方が変化してしまうので職人の判断が必要になってきます。

漏水の水分は100%の純水ではなく流れる際、途中で防水材の成分やゴミを含んだコロイド溶液になることで、錆びたり加工された鉄筋より電気を通すと考えられています。

Q8

ビルスコープは埼玉ですが、西日本方面の建築物を電気抵抗試験で調査したいのですが調査できますか?

西日本、北日本でも調査可能です。事前に漏水状況や上階の状況等の写真をメールでやりとりできれば大丈夫です。遠い場所によっては移動等にかかる実費負担をお願いすることになります。電車でも調査へ伺ってますが梯子や脚立等の大道具は持参できないので、必要であれば現地で用意していただきたいです。一度お問い合わせ下さい。
弊社のように建物広範囲を電気抵抗で日々原因調査ばかりしているプロフェッショナルな会社は埼玉にしか存在しません。このスタイルの会社が少ない理由は最新の調査方法だからです。
仮に第三者が装置を真似て製作したとしても、実際の調査まで真似することは不可能でしょう。なぜなら、電気抵抗試験は机上の理論も必要ですが、それ以上に電気抵抗試験独特の経験値を必要とするからです。建築・防水の知識は当然として、他に難解な電気回路の知識や複合部材の導電率の経験がたくさん必要です。

Q9

雨漏り漏水の原因を発見したら、それで終わりですか?

いいえ。原因箇所を探し出した後、その構造物・その箇所に合った最良の対策を幾つかご提案します。ビルスコープの対策案は長期持続、且つ限定箇所で低コストな補修を重視しており、大変喜ばれています。
雨漏り漏水を止めるには原因を見つけるだけでなく、その補修方法が大変重要なことは承知しています。たまに弊社が原因だと指摘する箇所は既に補修済みの場合があります。しかしその補修方法がいい加減だったり、雨仕舞いに反する施工方法の為に漏水してしまってることがあります。その時は正しい施工方法をわかり易く説明しています。
対策案は現場でも説明しますが、後日報告書へ記載して提出します。その対策案の中で、どのやり方で施工するかは費用にもよると思うので関係者様で話し合って決めていただくといいでしょう。
なお、弊社は独立した第三者の立場で調査をしているため、補修・改修の施工はしていません。

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