窓付近の漏水原因を徹底調査
- buil-scope

- 1 日前
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鉄筋コンクリート造のマンションの窓付近の床で漏水するとのこと。最近外壁塗装による防水をしたが、また漏れてしまったとのことでした。

漏水した床には染みができてしまってます。
漏水が止まらないと新しい畳にもできないので一刻も早く漏水を止めたいところです。
古めのマンションなので漏水原因は1カ所ではないかもしれないことを念頭に調査を始めました。

外側はこんな感じです。
セットバックしてバルコニーがあるお部屋となります。
バルコニーの床に汚れが溜まっているものの、床が切れてる様子は無く外壁もきれいです。
さて、どこに雨水が侵入する原因があるのでしょう?

先ずはサッシ周りの調査です。
納まりを調べます。
バルコニーの床からの立ち上がりが低いですね。概ね10cm程度は立ち上がってないと豪雨で排水が追い付かない時や排水口が詰まった時に水位が高くなって室内へ流れ込んでしまいます。
まあ・・・それは建築時の問題なので今更仕方ないことですが、今ある現状で漏水を止めることに全力を尽くします!

サッシ下で塗膜防水・シールが切れてました。
この切れが本当に原因なのか!?
電気抵抗試験で確認します。

高い反応があったので、ここから漏水部まで雨水が流れる水ミチがあることを確認できました。

そして、バルコニーの手摺の接続部・根本が錆びて腐食してます。
手摺裏へ回り込んでこの中へ雨水が流れ込み、コンクリートの中へ侵入する原因になってます。
最近のステンレス・アルミの手摺は耐久性がありますが、鉄の手摺だと錆が進行しやすいので注意したい場所ですね!
漏水原因を探し当てることは重要ですが、もっと重要なのはその原因をどうやって修繕・防水するかです。
「バルコニーを全面防水」なんてコストも工期もかかる提案はしません。また、小手先の簡易防水のような修繕では、一時は止まっても数カ月で再漏水するので、そんな提案もしません。
ビルスコープではコストをかけず長期的に継続して防水できる、部分補修で済むような修繕方法を重視してます。
建物利用者様・工事業者様は「なるほど!!」と唸らせ「よく考えればそうだね!」と言わせるアイデアと経験による対策方法をご紹介し喜ばれてます。
実はビルスコープは雨漏りだけではなく、配管の漏水原因調査も得意としてます。そしてお客様が考えもつかなかった対策方法を提案し喜ばれてます。
営業範囲は北海道から東北・甲信越・関東・中部・関西・中国・四国・九州・沖縄とほんとに全国の漏水を止めて歩いてます。(外国からも漏水原因を調査して欲しいと呼ばれて行きました)
ぜひビルスコープへご相談いただければと思います。


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