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マンション天井付近の壁から雨漏り 原因はコレ!

  • 8 時間前
  • 読了時間: 3分

関東地方マンションの天井から雨漏りし防水工事をしても止まらない、とのことで弊社に声がかかり原因調査してきました。


マンション室内の壁・天井から雨漏り
マンション室内の壁・天井から雨漏り

こちらのマンションはコンクリートの壁・天井へ直接に壁紙を貼っているお部屋でした。


天井付近の壁にシミ跡があります。


壁・梁・天井が入り組んだ複雑な場所に漏水してしまったようです。

コンクリートが縦・横と異なる動きの力が作用する場所でひび割れなどが発生しやすい場所です。

恐らくそのひび割れから室内へ漏水してしまったのでしょう。






では!電気抵抗試験で漏水原因を究明していきます!!


電気抵抗試験による漏水調査
電気抵抗試験による漏水調査

まずは漏水部に電気センサーのプラス極を設置します。


シミが付いてますが全体的にはまだまだ綺麗な壁紙で、調査後も壁紙を使用し続けるかもしれないので電気センサーをべったりと設置することはしません。

剥がす時に壁紙も一緒に剥がしてしまわないように設置します。









次に調べたい上階・屋上などへ持って行き電線を電気抵抗試験のメーターと接続します。





漏水部の直上に来ました。


手摺壁にひび割れがあったようで、しっかり防水工事がなされています。


う~む...原因はどこなんでしょうか??






直上の手摺壁へもっと寄ってみます。


ビルスコープの電気抵抗試験は確実!
ビルスコープの電気抵抗試験は確実!

防水工事をした手摺壁上から見たところ、ひび割れが再発してました。

電気抵抗試験でそのひび割れから漏水部まで「水みち」となる回路が形成されているかを確認。

築年数・防水・この建物の納まりに相応する通電を確認できました。

間違いなくこのひび割れが雨水侵入口になっていることを電気抵抗試験で確認できました。






今回の現場は止水の工程が惜しかったですね!なぜ防水工事をしても雨漏りしてしまったのか?

それはひび割れた場所のコンクリートは動くということを考えずに表面のみを硬い素材の防水材で塗ってしまったからです。


そのため、工事したばかりの時は表面に塗膜ができていますが、建物が揺れてひび割れ部分が動いた時に硬い素材の防水材は伸縮せずひび割れと一緒に割れて再度ひび割れへ雨水が行くようになってしまったのです。


専門的な話ですが、コンクリートのひび割れの補修方法として最も確実なのは、ひび割れ部分をVカットして溝を作成し、そこへゴムのように伸縮するシールを充填します。最後に表面を外壁に合わせた塗膜などを塗ります。

これでひび割れが動いてもシールも追随して伸縮するのでひび割れが表面化することはありません。


上から塗るだけの工事より少しだけ手間と費用がかかるので選択されない場合が多いですが、確実に長期間止水できるので絶対にお勧めです!費用もそれほど高くならないはずです。


 
 
 

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