居住者でもできる漏水調査のやり方

July 8, 2015

 

 

漏水調査方法で最も一般的で簡単なやり方に「散水・水張り」があります。わかりやすくて簡単なので、ある程度のことまでは一般の居住者でもできるので、自分で漏水調査をしたい方の為に、やり方を書きます。
 

<散水>
原因ではないかと思う場所にホースで水を撒くのが散水です。散水する時間は1ヶ所あたり20~30分前後で、状況によっては2~3時間散水することもよくあります。個人だと長いホースを用意するのが困難だと思います。その場合は労力を必要としますがバケツとペットボトルで散水してもいいでしょう。

散水する前に確認しなければならないことがあります。幾つか散水したい場所がある時は、散水する場所の順番を間違えないように計画を立てましょう。

水は下へ流れので、幾つか疑いのある場所を散水する際には、上流の場所を先に散水してはいけません。必ず先に水下の場所から散水するのが鉄則です。なぜなら上流に散水した水が、この後散水する予定の場所へも流れてしまうからです。この状況で漏水再現が出来た場合、上流の場所から水が浸入したのか、上流から流れる途中にあった下流の場所が原因だったのか原因を特定できません。
 

<水張り>
水張とは、屋上や共用廊下の床や、花壇等、比較的平らな場所でダムのように水を溜めることです。
水張りは散水より多少は技術を必要とします。

塞き止める場所が排水口になる例が多いと思います。排水口を塞き止めるやり方として、最も一般的なのは、排水口そのものを板(木板・プラ板・鉄板等)で塞ぎ、板の周りはシール打ち(コーキング)して水が漏れないようにすることです。他にも塞き止めるやり方がありますが、少しずつ漏れ流れてしまう問題があったりするので、完全に止水するなら板とシール打ちがいいでしょう。
水を溜める際に注意しなければならないのは、溜め過ぎないことです。水位が低くても水圧がけっこう板にかかってます。溜め過ぎると木板は折れて排水口へ流れて配管で詰まってしまうので注意してください。

そして、水張りを終了させて水を流す時が最も注意が必要です。一気に排水口へ大量の水が流れ込み、階下の排水口の出口では周囲20m位へ凄い勢いで水が飛び散ります。排水する時は、一気に流さないようにするか、排水口の出口側で飛び散り防止のブルーシート等で周りを保護する必要があるでしょう。
また、排水管が途中が曲がりくねっていると、エルボーのジョイントに水圧がかかり破損する事態にもなるので注意が必要です。
 

以上、「散水・水張り」の一般的なやり方を書きました。手軽にできる漏水調査方法ではありますが、意外と注意しなければならないことがあるので、実施する場合は計画を立て、無理をしないようにして下さい。
また、各構造物によって各部の納まりが違うので注意しなければならないことが違うでしょう。わからないことがあれば弊社でアドバイスをしますので一度ご連絡下さい。
なお、ご自身で「散水・水張り」等の漏水調査を行うにあたっては自己責任でお願いします。

「散水・水張り」の漏水調査で漏水の再現ができた場合、原因場所の範囲が大まかにわかったと思います。
しかし、その「散水・水張り」をした範囲のどこが原因なのか(ピンホールや小さな切れ、外壁であれば目に見えないタイルの浮き等)は殆ど判らないです。

 

しかし、ビルスコープの電気抵抗試験なら、そのピンポイントの漏水原因箇所を「散水・水張り」をせず特定できます。更に、雨水の流れや防水の納まりを熟知しているからこその、効果の高い補修方法を提案できます。

 

お問合せは

ビルスコープ株式会社

電話 049-293-4900

 

 

 

 

 

 

 

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