地下1階テナントの壁や天井から降雨とは関係ないタイミングで漏水するとのことで現場へ急行しました。
厨房からの漏水調査依頼は後を絶たず、今では得意な漏水調査として実施し原因を捕まえてます。
地下1階の壁と天井はスケルトンで使用してるコンクリートでした。
地下の漏水は建物周りの地下水も漏水することが多いので慎重な調査が必要で難しいと言われていますが、弊社は調査専門なので半日も有れば原因が判ってしまいます。
地下水なのか、上階の飲食店からの漏水なのかで責任問題が違ってくるので弊社のような第三者の立場の調査会社が調査することが重要です。
では調査を始めていきましょう!
漏水した壁へ電気抵抗試験用のセンサーを取り付け、その電線を上階の厨房に持って行った装置へ接続します。
厨房では慎重に電気抵抗試験で調査していきます。
先ずは漏水位置の直上にあたる厨房の床
そして排水溝
冷蔵庫の下
流しの下
グリーストラップ
各種配管
次々と電気抵抗試験で目盛りを見ながら調査していきます。
そして左写真のように厨房の防水層不良部が明らかになりました。
ここに水を流すと漏水量が増えましたので間違いないでしょう。
この後、土間も調べましたが高い通電反応や怪しい場所は無かったので雨漏りでは無いでしょう。
このビルは築年数が50年近くになるとのことで至る所が痛んでるようでしたが、防水工事を行えばまだまだ商業ビルとしての価値は存続可能です。
弊社の厨房の漏水調査は施工図面が無くとも(古い建物は既に図面が無い場合が多い)防水施工がどのようになっているか現場を見て防水施工の納まりを見抜く経験と実力があります。これがほんと重要なんです。苦労しながら厨房の漏水調査を重ねてきただけあります。
ただ電気抵抗値だけを見て判断するだけじゃないんです。
雨漏り調査の他に厨房も専門として漏水調査を実施しています。
電気抵抗試験の漏水調査の老舗、ぜひビルスコープをご利用下さい!
ビルスコープ株式会社 TEL 049-293-4900
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